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国連の石炭火電廃止案、豪は従わない=首相

国際連合の専門家組織、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)はこのほど、2050年までに石炭火力発電を段階的に廃止することを勧告した。特別報告書では、地球温暖化が現状のまま進んだ場合、早ければ30年にも「世界の平均気温が産業革命以前より1.5度上昇する」と指摘した。これに対し、モリソン首相は、石炭火電の廃止を急速に進める考えはないとし、オーストラリアはIPCCの勧告に縛られないと主張している。9日付地元各紙が伝えた。