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テイクオフ:「キミ、タガログ語か英…

「キミ、タガログ語か英語を話せる?」――。フィリピンの夜道で声を掛けられ、つい立ち止まってしまった。身長160センチほどの細い男性。盗難被害を受けた哀れなウィリアムです、と自称し、助けを求めてきた。

スマホで英語を中国語に翻訳した文章を見せてきて、ナイフで痛々しく切られたリュックサックを証拠として提示する。警察へ行ったが軽くあしらわれ、どうしようもないのだ、と困った顔をする。とうとうと語る彼の肩は縮んでいく。むせび泣きが始まったタイミングで話を遮り、「助けにはなれない、頑張ってくれ」と応援し、足早にその場を去った。

現地生活が長い知人は「立ち止まる時間すらもったいない」と語る。十中八九、善意をむさぼる詐欺師。そもそもウィリアムくん、本当に困っていたらフィリピン人にすがるだろう、と。人情がそのうち消え去りそうで、怖い。(弘)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

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