• 印刷する

テイクオフ:「キミ、タガログ語か英…

「キミ、タガログ語か英語を話せる?」――。フィリピンの夜道で声を掛けられ、つい立ち止まってしまった。身長160センチほどの細い男性。盗難被害を受けた哀れなウィリアムです、と自称し、助けを求めてきた。

スマホで英語を中国語に翻訳した文章を見せてきて、ナイフで痛々しく切られたリュックサックを証拠として提示する。警察へ行ったが軽くあしらわれ、どうしようもないのだ、と困った顔をする。とうとうと語る彼の肩は縮んでいく。むせび泣きが始まったタイミングで話を遮り、「助けにはなれない、頑張ってくれ」と応援し、足早にその場を去った。

現地生活が長い知人は「立ち止まる時間すらもったいない」と語る。十中八九、善意をむさぼる詐欺師。そもそもウィリアムくん、本当に困っていたらフィリピン人にすがるだろう、と。人情がそのうち消え去りそうで、怖い。(弘)


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 社会・事件

その他記事

すべての文頭を開く

クルーズ船が出航、フィリピンへ(13:17)

AIで離職防止対策など提案 スタートアップ、日系企業に(02/28)

大統領、カラバルソンに「災害事態」宣言(02/28)

肺炎の世界不況リスク低まる、中国が減速で(02/28)

共用通信塔の整備、計画発表が3月に(02/28)

東南アのバイク販売、5%増の1375万台(02/28)

新型コロナで企業合理化、貿産相が懸念(02/28)

配車グラブ、車両登録枠の全活用求める(02/28)

(表)世界の新型肺炎感染者数(27日正午)(02/28)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン