フィリピンの複合企業メトロ・パシフィック・インベストメンツ(MPIC)はこのほど、マニラ首都圏の環状道路5号線(C5)とマニラ・カビテ高速道路(CAVITEX)に接続するC5サウスリンク高速道路の第1期を、2019年3月末までに完工する予定だと明らかにした。22日付スターなどが伝えた。
C5サウスリンク高速道路は総延長7.7キロメートルで、総事業費は約100億ペソ(約208億円)。両側6車線を整備する。第1期は2.2キロで、事業費は25億ペソ。全線開通は21年を目指す。完成すれば、マニラ首都圏パラニャーケ市、ラスピニャス市、カビテ州からC5へ直接アクセスできるようになり、タギッグ市までを、これまでの90分から20~30分に短縮する。
工事に伴う影響で9月29日~11月22日まで、南部ルソン高速道路(SLEX)と有料道路スカイウエーのニコラス・トール・プラザ―ビクタン間では午後10時~午前4時に、15分間隔の交通規制が敷かれる。
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