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フジキンと日揮、小児病院に医療機器寄贈

特殊流れ制御機器などの製造を手がけるフジキン(大阪市)と日揮の現地法人JGCベトナムは10日、ハノイの国立小児病院に医療機器および健康管理機器を寄贈した。越日外交関係樹立45周年の関連事業の一つ。

贈呈式に出席した国立小児病院のハイ院長(前列右から2人目)、フジキンの野島社長(同3人目)、JGCベトナムの星野信明社長(4人目)、フジキン・ベトナムの吉田恒夫会長(6人目)ら=10日、ハノイ

贈呈式に出席した国立小児病院のハイ院長(前列右から2人目)、フジキンの野島社長(同3人目)、JGCベトナムの星野信明社長(4人目)、フジキン・ベトナムの吉田恒夫会長(6人目)ら=10日、ハノイ

フジキンが開発した軽量・小型の超音波診断装置「MUSシリーズ」とタブレット端末を4セット、就寝前に装着することで衣服内の温度を計測する衣服内温度計「らん’sナイトセルフ(Ran’s Night Self)」25台を寄贈した。超音波診断装置は持ち運び可能で、米マイクロソフトの基本ソフト(OS)「ウインドウズ」と米グーグルの「アンドロイド」に対応し、パソコンやタブレット端末などの画像表示機器に接続するだけで画像診断ができるほか、インターネット回線に接続することで遠隔から高画質の画像を送付することもできる。

フジキンの野島新也社長は、ベトナムに進出してから丸15年が経過したことに触れ、「ベトナムの人々の勤勉性や何事にも屈しない精神力、欧米や日本の技術をいち早く取り入れて成長する意欲など、15年間にわたりいろいろと勉強させてもらった」とコメント。寄贈した超音波診断装置の特徴について説明し、「国立小児病院で使用してもらい、他の病院にも紹介してもらえれば」と述べた。

フジキンは、2002年にハノイのタンロン工業団地(TLIP)に現地法人フジキン・ベトナムと工場を設立し、工業用バルブなどの生産を開始。北部バクニン省のベトナム・シンガポール工業団地(VSIP)バクニンにも現地法人と工場を保有するほか、商社機能を持つ販売会社ビナ・ワールドリンクが事業を展開している。昨年、医療機器の販売事業も開始した。

JGCベトナムは、09年にハノイに設立され、設計・建設などを手がける。昨年には、ホーチミン市に営業事務所を開設し、医薬品工場建設プロジェクトの受注体制を強化している。

国立小児病院は、ハノイ市ドンダー区に立地。ベトナムの代表的な小児科専門病院として知られ、機材改善に向けて日本政府の支援を受けたことがある。レ・タイン・ハイ院長によると、来年設立50周年を迎えるという。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 医療・医薬品

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