年金受給70歳への引き上げ、首相が撤回
オーストラリアのモリソン首相が5日、老齢年金の受給開始年齢を70歳に引き上げる計画を撤回した。ただ、2009年の労働党政権時代に決定された方針により、受給開始年齢は現在の65歳半から2年ごとに6カ月ずつ引き上げられる予定で、2023年に67歳に到達した時点で打ち止めとなる。同計画は、人口高齢化による政府の予算負担軽減のため、アボット政権下のホッキー財務相が2014年の予算案に盛り込んでいた。5日付地元各紙が伝えた。
オーストラリアのモリソン首相が5日、老齢年金の受給開始年齢を70歳に引き上げる計画を撤回した。ただ、2009年の労働党政権時代に決定された方針により、受給開始年齢は現在の65歳半から2年ごとに6カ月ずつ引き上げられる予定で、2023年に67歳に到達した時点で打ち止めとなる。同計画は、人口高齢化による政府の予算負担軽減のため、アボット政権下のホッキー財務相が2014年の予算案に盛り込んでいた。5日付地元各紙が伝えた。