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三井、NSW鉄鉱山開発に8千万$超で参加

三井物産がこのほど、オーストラリア・ニューサウスウェールズ(NSW)州西部ブロークンヒルのホーソンズ鉄鉱石プロジェクトに、8,640万豪ドル(約71億2,500万円)で参加することが分かった。事業化調査(BFS)の費用20%に当たる540万豪ドルを負担し、事業化の際には約8,100万豪ドルの劣後融資を行う条件でオフテイク契約を締結し、年間生産量の20%に当たる200万トンを引き取る権利を獲得する。環境規制などの要因により需要が増加している高品位鉄鉱石の安定供給を目指す。【NNA豪州編集部】

ホーソンズ鉄鉱石プロジェクトは、オーストラリアの資源会社カーペンタリア・リソーシズとピュア・メタルズの2社によるジョイント・ベンチャー(JV)で進められており、それぞれが68.7%、31.3%の権益を握っている。現在BFSは本格生産開始前の最終段階で、向こう12~15カ月で全プロセスが完了する見込み。本格稼働後は、年間1,000万トンの鉄鉱石生産を目標としている。

三井物産の広報はNNA豪州に対し、同プロジェクトから生産される鉄鉱石は、鉄分の含有率が一般的に高品位とされる65%よりも多い70%で、非常に希少性が高いと指摘。同社のオーストラリアにおける鉄鉱石プロジェクトは、英豪系資源大手BHPビリトンや、英豪系リオ・ティントとの協業など数多くある中で、今回のホーソンズプロジェクトは、生産量よりも質を重視したとした。

また、同事業は1,200件の新規雇用を生むとみられ、さらに今後20年間の採鉱作業について追加で500件の雇用を生むとされている。

カーペンタリアの代表のヒル氏は、三井物産はオーストラリアの資源業界の中でも最大かつ最も洞察力のある海外投資企業の一つだとし、「今回の出資は、ホーソンズプロジェクトが高品位鉄鉱石への高まる需要を満たす能力と質を備えていることを実証した」とした。


関連国・地域: オーストラリア日本
関連業種: 鉄鋼・金属天然資源

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