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鴻海ウィスコンシン工場、iPhone組み立てか

EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の鴻海精密工業が米ウィスコンシン州で建設を進めている液晶パネル工場が、当初予定していた最先端の第10.5世代液晶パネルから、小型の第6世代液晶パネルの生産に切り替えるとの臆測が広がっている。米アップル向け中・小型液晶パネル向けにも生産し、アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の組み立てラインを設置するとの見方も浮上している。8日付電子時報が伝えた。

業界関係者は生産項目の変更について、◇第10.5世代大型液晶パネルの投資コストは莫大(ばくだい)なため、短期間でのコスト回収が難しい◇鴻海は中国広東省でも第10.5世代液晶パネルの生産を計画しており、米国製と価格や利益で衝突する可能性がある――と指摘。ウィスコンシン工場の生産項目を第6世代パネルに変えれば、車載用やスマホ、医療装置向けなどさまざまな用途に対応できる上、投資リスクも軽減できると分析した。

鴻海は当初、この臆測を否定していたが、その後、郭台銘董事長の特別助理(特別補佐)である胡国輝氏が米メディアの「ミルウォーキー・ビジネス・ニュース」に対し、「当初計画していた第10.5世代の液晶パネルは生産しない」と認めている。

証券筋は、「第6世代液晶パネルの生産変更は、アップルとの関係強化のため」と指摘。ウィスコンシン工場にiPhone組み立てラインを設けた場合、米中貿易摩擦による関税引き上げリスクを回避することもできるとの見方を示した。


関連国・地域: 台湾米国
関連業種: その他製造IT・通信

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