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HSBCの18年中間期、税引き前純益5%増

英系金融世界大手のHSBCホールディングスが6日発表した2018年6月中間期決算は、税引き前利益が前年同期比4.6%増の107億1,200万米ドル(約1兆2,000億円)だった。主力のアジア市場が好調に伸びた。

伸び幅は事前の市場予測値(2~6.8%増)通り。純利益は2.5%増の71億7,300万米ドル、営業利益は3%増の93億3,100万米ドル。純利息収入は9.6%増の151億米ドルだった。純利ざやは0.03ポイント上がって1.66%。純手数料収入は4.3%増の67億6,700万米ドルとなった。

市場別の税引き前利益を見ると、主力のアジア市場が22.9%増の93億8,000万米ドルと好調。このうち香港は29.7%増の59億7,600万米ドルで、全体の56%を占めた。中国本土は17.3%増の15億4,900万米ドル。中東・北アフリカも4%増。一方、北米は95.6%減、欧州は80.8%減とともに大きく減らした。

業務別の調整を経た税引き前利益では、◇リテールバンキング・ウェルスマネジメント:6.9%増◇コマーシャルバンキング:15.3%増◇グローバルバンキング・マーケッツ:0.7%増◇グローバルプライベートバンキング:31.9%増――。一方、コーポレートセンターは62.7%減と下げ幅が目立った。

■恒生銀は29%増益

HSBCグループ傘下の香港地場銀、恒生(ハンセン)銀行が同日発表した18年6月中間期決算は、純利益が前年同期比28.5%増の126億3,700万HKドル(約1,793億円)だった。純利息収入、非利息収入ともに伸びた。

税引き前利益は27.6%増の148億6,400万HKドルとなり、伸び幅は市場予測の11~18%増を上回った。営業利益は25%増の146億6,200万HKドルで、貸倒引当金とその他信用リスクを除いた場合は20%増。

純利息収入は20.4%増の142億2,800万HKドル。平均利付き資産は11%増えた。純利ざやは0.16ポイント上がって2.1%。

純手数料収入は21.1%増の39億8,900万HKドルだった。主要手数料収入が軒並み増加した。増収幅は証券仲介サービスが46%、リテール向け投資ファンド販売サービスが10%、クレジットカード関連サービスが14%など。

6月末時点の貸出残高は前年末比6%増の8,550億HKドル。このうち香港域内向けは7%増えた。貿易向けは6%減。域外向けは8%増となった。


関連国・地域: 香港欧州
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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