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2Qの求人数、前期比12%減=JAC

人材紹介大手JACリクルートメントが30日発表した2018年4~6月期(第2四半期)のホワイトカラー人材市場の動向によると、マレーシアでの同社への求人数は前年同期比、前期比とも12%減少した。

JACリクルートメント・マレーシアの大西信彰社長は「化学、電子、医療機器、EMS(電子機器受託製造)などの業界で需要が引き続き高い」と述べた。新規進出や生産設備の拡張に当たって必要な人事・総務系、製造に関わる生産管理、品質保証・管理、研究開発などの職種が下支えしているという。

企業の国籍別求人数は、日系と地場が前年同期比でそれぞれ27%減、11%減と落ち込む一方、外資は同19%増と大きく伸びた。職種別では、シェアードサービスセンター(SSC)やアウトソーシング(BPO)が引き続き活況なほか、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のコンテンツチェックや航空会社の発券業務なども増加傾向にあるという。

能力・資格では、多言語人材のニーズは通常どおり堅調に推移しており、最近の特徴として、大西氏は「従来の経理系人材の加えて、臨床関係のアナリストの募集も増えている」と指摘した。

給与別では、基本給7,000リンギ(約19万1,200円)以上のマネジャークラスが前年同期比10%増と伸び、求人数に占める割合も前年同期の27.5%から34.4%に拡大した。

■現職での引き留め増加、措置検討を

一方の求職者の動向については、第2四半期時点の登録者数は前期比で横ばいだったものの、前年同期比で13%増加。四半期としては、15年以降最多となった。

大西氏は日本人人材に関して、「マレーシアで最終的に内定を出した段階で、日本の現職の企業から強い引き留め(カウンターオファー)を受け、成約に至らないケースがある」とし、「採用する企業はこれまで以上の報酬の提示や、現地採用ではなく日本本社採用に切り替えるなどの措置が必要になってきている」と述べた。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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