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高速鉄道、工費半減なら計画復活も=財務相

マレーシア政府は、クアラルンプールとシンガポールを結ぶ高速鉄道(HSR)計画の事業費を半分に抑える複数の提案を検討していることを明らかにした。リム・グアンエン財務相は、コスト低減が可能なら同計画の復活もあり得るとの見方を示している。12日付スターが伝えた。

マレーシア政府は総工費が1,100億リンギ(約3兆520億円)に膨れ上るとの試算から、HSR計画の中止を決定したが、リム財務相はコストを半減させることが可能ならば、あらためて計画を再検討する用意があると指摘。「HSR計画そのものは有意義な事業。工費を大幅に削減することができれば政府としても再考したい」との意向を示した。提案については、提出元などの詳細を明らかにしていない。

一方でシンガポール政府は6月1日、マレーシア政府に外交文書を送り、HSR計画の中止に関する明確な説明を行うよう要請していたが、まだマレーシア政府は正式に返答していないもよう。マレーシア政府はこの件について具体的に言及していないが、リム財務相は「マレーシア側が新たな提案を行う場合は、アズミン・アリ経済相とアンソニー・ローク運輸相がシンガポール側と協議を進める」ことを明らかにした。

マレーシア側がHSR計画を中止する場合、合意時の取り決めに従ってシンガポール政府に違約金を支払うことが必要となる。関係筋は違約金の規模は当初予想の5億リンギを下回ると予想しているが、既に計画の進行で生じている金額に対する補償額がこれに加算される見込みという。

ナジブ前首相は当初、HSRの工費を740億リンギと試算していたが、リム財務相は先月、「利払いなどを含めると、1,000億リンギを超えることは確実」との見方を示していた。


関連国・地域: マレーシアシンガポール
関連業種: 運輸マクロ・統計・その他経済

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