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昨年の口座保有率は23%、2年前から改善

フィリピン中央銀行が11日に発表した「金融包摂調査(FIS)2017」で、15歳以上のフィリピン人の銀行などの口座保有率は22.6%だった。前回調査の15年から0.6ポイント上昇した。一方で、預けるお金がないなどの理由で、77.0%(推定5,280万人)が口座を保有していなかった。貯蓄がある人の割合は48.0%で、前回の43.0%から増加した。

保有口座を機関別にみると、銀行が11.5%、マイクロファイナンス(小口金融)・非政府組織(NGO)が8.1%、協同組合が2.9%、電子マネーが1.3%、非株式組織の貯蓄貸付組合(NSSLA)が0.3%だった。小口金融・NGO口座は前回調査から6.3ポイント上昇した一方、電子マネーの口座は5.2ポイント落ち込んだ。

所得別では、中間所得層以上に当たるABC層のうち51.1%が口座を持ち、貧困層に当たるD層では24.4%、最貧困層のE層では13.9%だった。地方別では、マニラ首都圏が34.9%、首都圏を除くルソンが18.8%、ビサヤが19.9%、ミンダナオが24.9%。

未払いの債務がある人の割合は前回調査の47.1%から22.3%に低下した。借金の使い道は、食費や電気代を含む生活必需品が49%、仕事・事業が31%、教育費が16%、医療費が14%、債務の借り換えが7%、家電などの家庭用品が5%だった。

調査は2017年12月~18年2月に、全国の15歳以上の1,200人を対象に実施した。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 金融マクロ・統計・その他経済

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