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6月の香港PMI、過去2年の最低値を更新

英金融情報サービスのマークイットが5日発表した6月の香港購買担当者指数(PMI、季節調整済み)は47.7だった。前月から0.1ポイント下落し、過去2年近くで最低となった前月の数値よりさらに低い水準。「景気拡大」を示す50を3カ月連続で下回った。第2四半期(4~6月)の平均は48.2となり、2017年初め以来、初めて前四半期比で下落した。

PMIは景気指標の1つで、50超が景気拡大、50未満が縮小を意味する。香港では企業約300社を対象に行ったアンケート調査の結果を基に算出しており、6月は11~26日に調査した。

生産量と新規受注が一層減り、全体の指数を押し下げた。とりわけ中国本土からの需要が縮小した。本土からの受注減は2カ月連続。激しい競争や悪天候、経済環境の悪化が背景にあるとみられ、米中貿易摩擦リスクの高まりも新規受注に響いた。

雇用規模は年初から減少が続いている。購買活動も縮小し、在庫水準はさらに下がった。

価格面では、コスト圧力が強まった。紙やプラスチック、銅の価格が上がり、仕入原価が過去6年半で最高水準に達した。

6月の企業景況感は米中貿易摩擦の激化を背景に、後退が続いている。

マークイットの首席エコノミスト、バーナード・アウ氏は、PMIは香港の域内総生産(GDP)と強い相関関係があり、向こう2カ月の景況感見通しを示す指数であることを踏まえ、直近数カ月の地合いの悪さは第3四半期(7~9月)にさらに顕著になるとの見方を示した。


関連国・地域: 香港
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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