シンガポールの空はこのところ曇りがちで、気温も低めの日が多い。自宅では1日中、エアコンを使わなくて済むほどだ。乾期でもスコールがあるのは別に珍しくないが、先日は土砂降りがやんでも雨がしとしと降り続き、日中の気温も25度を上回る程度。まるで日本の梅雨を思わせる。
一方、日本ではこのほど関東甲信地方で梅雨が明けた。首都圏での6月中の梅雨明け宣言は観測史上初という。宣言が出された29日には、多くの地点で最高気温が35度を超える猛暑日を記録した。
もともと日本の真夏の蒸し暑さは熱帯のシンガポール以上だが、今はこちらの方がだいぶ過ごしやすいようだ。こうした現象も、近年の異常気象によるものだろうか。ただ涼しいのはいいが、お日様があまり顔を見せてくれないと、どことなく晴れない気分になりがち。個人的には、当地でも早く「梅雨」が明けてほしいと願っている。(墺)
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