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テイクオフ:東京都内にはJRをはじ…

東京都内にはJRをはじめ、いくつもの鉄道事業者が存在する。地下鉄だけでも2つの事業者があり、運賃体系もそれぞれ異なる。昔は当然のように思っていたが、海外に出てみると、こうした状況はむしろ特異であることに気付く。

以前暮らした英ロンドンでは公共交通機関の運賃はゾーン制。バスは複数の事業者が運行しているが、ゾーン内の料金は一律だ。一方、シンガポールでは移動距離に応じて運賃が決まる点は日本に近いものの、MRT(地下鉄・高架鉄道)やバスなどの運賃体系は統一されている。

MRTではSMRTとSBSトランジットの2社がそれぞれの担当路線を運行しているが、運賃体系はシームレスで、普通に利用している分には事業者の違いには気付かない。東京のシステムは特に外国人にとっては複雑怪奇。せめて、かねて構想が浮上している地下鉄の運賃一本化だけでも早く実現すべきでは。(墺)


関連国・地域: シンガポール日本欧州
関連業種: 運輸社会・事件

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