バンダイは5月31日、同社が正規のライセンスを得て製造・販売しているキャラクターグッズを模倣していた業者が広東省東莞市で行政摘発を受けたと発表した。
今回の摘発は、バンダイナムコグループの3社(バンダイ、メガハウス、バンプレスト)が東莞市橋頭鎮工商分局に行政摘発請求を行ったことを受けて行われたもの。同局は3月8日、日本の人気アニメ「ワンピース」や「ドラゴンボール」に関連するキャラクターグッズを模倣して製販していた業者を摘発し、フィギュアなど関連商品2,000点以上を押収した。今回の摘発には、「ワンピース」や「ドラゴンボール」の知的財産権を管理する集英社や東映アニメーションの協力もあったという。
バンダイによると、近年はこうした模倣品が中国をはじめとする各国で流通しており、知的財産権の侵害行為には厳正に対処するとしている。
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