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アパレルのI.T、香港マカオでの出店再開

香港のアパレル小売大手I.Tは29日、昨年9月~今年2月の香港・マカオ市場が黒字に転換したとして、出店を再開する方針を明らかにした。30日付明報が伝えた。

IR・企業融資部門の責任者を務める方衛斌氏が、同日行った2018年2月期本決算の記者会見で説明した。香港を訪れる旅行者の増加や経済の好転が黒字化に寄与していると分析した。昨年は香港・マカオ市場で10店純減したが、今年は数店出店する計画。ただし、大型店の開設や大量出店はしないと付け加えた。

中国本土市場では、地方都市での開拓を計画する。今年はインターネット通販事業にも注力する方針だ。同社は昨年、自社サイトを立ち上げ、運営を開始している。本土での電子商取引(EC)の売上高が同国業務全体に占める割合は7.4%まで拡大しているという。

■18年2月期は37%増益

18年2月期本決算は、純利益が前年比37.1%増の4億3,190万HKドル(約59億8,900万円)となった。

売上高は4.8%増の83億8,300万HKドル。このうち、日本・米国市場の売上高は日本円換算で30%増の143億1,640万円に上った。香港ドル換算では27.7%増の10億590万HKドルで、市場別で最大の伸びを示した。売上高全体に占める比率も前年の9.8%から12%に拡大した。コレクションへの反応がよく、世界のさまざまな有名ブランドとのコラボキャンペーンが奏功したほか、米ロサンゼルスに新規出店した2店が貢献した。

一方、香港・マカオ市場の売上高は4.9%減の33億2,380万HKドル。上半期(昨年3~8月)に既存店ベースで減収となったことや、期間中に販路を縮小したことが響いた。売上高全体に占める割合は39.6%で、4.1ポイント縮小した。

本土では売り場面積の2桁増に伴い、売上高は8.8%増の39億1,960万HKドルとなった。売上高全体に占める割合は46.8%で、1.8ポイント拡大した。


関連国・地域: 中国香港マカオ
関連業種: 繊維建設・不動産小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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