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テイクオフ:「国の偉大さと道徳的発…

「国の偉大さと道徳的発展はその国の動物の扱い方で分かる」とは、インド独立の父マハトマ・ガンジーの言葉だ。インドでは牛が神聖視されていることをはじめ、猿や象の神が存在する。動物を殺すことは禁忌とみなされる傾向もある。ガンジーはそこに国の偉大さを見いだしたのだろうか。

ここ数日、南部ケララ州でコウモリが原因とされるニパウイルス感染症が広がっている。症状や熱などインフルエンザに似ているが、治療薬は発明されておらず、致死率は高いという。家畜を媒介として人に感染することもあるそうだ。

ニパウイルス感染は、急速な都市開発で動物が住む場所を失い、人間との接触が増えていることが背景にあるとされる。確かにインドでは、大都市でも多様な動物に出くわす。経済発展と動物との共生に折り合いをつけたところに、道徳的発展があるのかもしれない。(鶴)


関連国・地域: インド
関連業種: 社会・事件

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