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サンマルク撤退、ASEAN事業は縮小へ

サンマルクホールディングス(岡山市北区)は、4月末にマレーシアで運営していた「サンマルクカフェ」を閉店したことをNNAに明らかにした。首都圏の商業施設「サンウエー・ピラミッド」で1店舗を運営していた同社にとっては、マレーシア市場からの撤退となる。東南アジア諸国連合(ASEAN)地域での事業も縮小傾向にあり、マレーシアに再進出するめどは立っていない。中国・上海からも近く撤退する意向を示した。

「サンマルクカフェ」の店舗があった場所は現在、韓国系カフェが入居に向けて内装工事を進めている=16日、スランゴール州(NNA撮影)

「サンマルクカフェ」の店舗があった場所は現在、韓国系カフェが入居に向けて内装工事を進めている=16日、スランゴール州(NNA撮影)

サンマルクホールディングスの担当者はNNAに対し、「マレーシアでの閉店は、フランチャイズ契約を結ぶ相手先の意向によるもの」と語った。マレーシアでは、サプリメント関連の事業を担う地場華人系企業トータル・イメージとフランチャイズ契約を結んでいたが、思うように業績を伸ばせなかったことが撤退の理由だという。地場企業との関係のこじれなどが原因ではないと強調した。

マレーシア1号店の開業は2016年11月。開業当初は、マレーシアでハラル(イスラム教の戒律で許されたもの)認証の取得も目指し、バングラデシュや中東方面を視野にブランドの浸透を図りたいとしていた。

NNAが4月中旬に店舗を確認した時は通常通り営業しており、閉店の気配は感じなかった。担当者によれば、これまでにも撤退の話が浮上し、「様子見の状況が続いていた」という。今年2月頃から、本格的に撤退に関する協議を進めていた。シンガポールに拠点を置くサンマルク東南アジアが管轄していたため、マレーシアに法人は設けていない。

■各地で撤退と縮小

サンマルクホールディングスは、上海の店舗に関しても近く閉店する意向を認めた。ASEANではシンガポール、インドネシア、フィリピン、タイで「サンマルクカフェ」を展開しているが、どの市場にも積極的な投資はしておらず、縮小傾向にある。担当者は各国での事業に関して、「今後、撤退する可能性もある」とした。米国での事業は継続するという。


関連国・地域: マレーシア日本
関連業種: 食品・飲料

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