国際ワインコンクールCMB、アジア初開催

世界的に有名なワイン品評会「ブリュッセル国際コンクール(CMB)」が10~13日に、北京市海淀区内のホテルで開催された。25年の歴史を持つ同品評会が欧州を離れ、アジアで開催されるのは今回が初めて。中国を含む52カ国・地域のワインメーカーが計約9,200銘柄を出品し、世界各国から集まった300人を超えるワインの専門家がその味を審査した。

CMBはベルギーのメディア企業、ビノプレスが主催・運営し、1994年から毎年1回行われている。昨年まではベルギーのブリュッセルをはじめとする欧州の都市で開催していたが、アジアのワイン市場が年々拡大し、中でも中国はワインの生産量で世界6位、消費量で第5位のワイン大国に急成長したことなどを受けて、今回初めて、アジアでの開催を決めた。CMB北京大会はビノプレスが組織する運営委員会と、北京市海淀区政府による共催。

ビノプレスによると、中国産ワインのCMBへの出品はここ2~3年で急増している。中国メーカーが世界に向けた売り込みを強化しているためで、北京大会では全体の5%超を占める約490銘柄が中国産となった。ビノプレスのボードワン・アボー社長は「中国企業はワインづくりに対して非常に研究熱心。欧州から専門家を招聘(しょうへい)して、土壌づくりから取り組んでいる。そういった努力によって、中国ワインの質はここ5年間で急速に向上した」と指摘。昨年のCMBでは、中国産ワイン82銘柄が入賞した。

日本や中国を含む各国のワインのプロが、3日間かけて出品銘柄を吟味=11日、北京市

日本や中国を含む各国のワインのプロが、3日間かけて出品銘柄を吟味=11日、北京市

世界50カ国・地域から集まったソムリエやワイン生産者といった業界関係者、メディア関係者など328人が、北京大会の審査員を務めた。審査員が各ワインに与えるポイントの合計点数により、グランド金賞、金賞、銀賞の3つの賞が授与される。入賞ワインの発表と授賞式は、北京市内で5月25日に行われる。

■新設・日本酒部門の品評会を10月開催

CMBは日本酒部門「サケ・セレクション」を新設し、今年10月に三重県鳥羽市で、初の日本酒品評会を開くことも発表した。今年の出品数は700銘柄を目標としている。

アボー社長は「ワインを飲む習慣や文化がアジアで広まったように、日本酒と日本酒の背景にある日本の文化を、CMBを通じて世界に伝えたい」と意気込みを述べた。


関連国・地域: 中国-北京日本欧州
関連業種: 食品・飲料社会・事件

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