早めの就活が優位、月給差は最大5千元も

人材紹介サイト大手「104人力銀行」を運営する一零四資訊科技が会員企業を対象に行った新卒者の雇用に関する調査で、早期の就職活動が採用に要する時間、月給面で優位であることが分かった。卒業前の就活で採用になった人の月給は、卒業後の就活で採用になった人に比べ、職種によっては最大で5,100台湾元(約1万8,000円)上回るという。

104人力銀行が自社ウェブサイト上のデータを基にまとめた。65万件の正規雇用の求人数のうち、新卒者を歓迎する求人数は41万4,000件で、全体の64%に上った。

就職活動の例年のピークは7~8月だが、今夏に「卒業」または「兵役が終了」する求職者のうち、「第1四半期(1~3月)に企業に履歴書を送付し就職活動を開始した」と答えた学生は計3万2,000人で、新卒者の3分の1を占めた。

新卒者の獲得に向け、早期から採用に動く企業が増える中、早めの就活を始める人も少なくない現状が浮き彫りになった。

一零四資訊科技が2014年と15年の新卒者と兵役終了者を対象に行った雇用調査では、早めに就活を開始した人は2万7,000人で、初任給は平均3万5,292元。一方、卒業後に就活を開始した人は4万2,000人で、初任給は平均3万2,840元と、2,453元(7%)の開きがあった。

業種別では、「電子・IT業」の給与差が最も大きく、早期就職者は4万3,209元、一般就職者は3万8,056元と、5,153元(14%)の差があった。

また、従業員数500人以上の大企業への就職は、早期就職者の採用率が34%で一般就職者より5ポイント高く、大企業への就職も早めの就活が優位であるようだ。

採用に至るまでの期間は、早めの就活者が平均61日、卒業の就活者が153日で、約3カ月間の開きがみられた。


関連国・地域: 台湾
関連業種: 経済一般・統計雇用・労務

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