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【パキスタン】乗用車は日系の牙城

第3回 新規参入に販売網の壁

パキスタンの二輪車や家電市場は、現地生産化が進む中国ブランドが支配しつつあるが、乗用車は「日系の牙城」が健在だ。3月には日産自動車が再進出を発表。韓国の現代自動車、起亜自動車、中国支援の地場メーカーの3社も工場を建設中で、2020年までに相次ぎ生産を開始する。しかし、アフターセールスを含む正規販売店(ディーラー)のネットワークが充実している既存の日系乗用車3社の優位性が揺らぐことはなさそうだ。【遠藤堂太】