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家庭の男女平等、実態と意識に乖離=博報堂

博報堂グループのシンクタンク、博報堂生活総合研究所(HILL)アセアンは10日、東南アジア諸国連合(ASEAN)の夫婦間の家事や育児の分担、商品購入時の意思決定プロセスに関する調査結果を報告した。マレーシアでは共働きの家庭が多く、家事・育児を分担する実態がありながらも、「家庭の主導権は夫」と感じる夫婦が多く、実態と意識の乖離(かいり)が浮き彫りになった。マレーシア・スランゴール州で実施した発表会には、企業のマーケティング担当者など、約100人が参加した。