閉鎖工場の労働者補償、金額少なく不満も

カンボジアの縫製工場9カ所で経営者が労働者に給与を支払わずに逃亡している問題で、労働省が補償を発表した4工場の労働者から不満の声が上がっている。労働省が決めた補償額が、従業員が労働組合などと算出した金額を大幅に下回るためだ。プノンペン・ポスト(電子版)が9日伝えた。

4工場のうち、ベノー・アパレルに9年間勤務した労働者は「労組の計算では約3,000米ドル(約32万1,100円)の補償を受けられるはずだが、実際には41米ドルだった」と説明。別の労働者は「元従業員も対象になっているなど、補償に一貫性がない」と批判した。

労働省は2月、9工場の労働者約4,000人に総額460万米ドルを支払うことを決定した。このうちベノー・アパレル、チュンファイ・ニットウエア、ユーファ・ガーメント・インダストリー、グレート・オナー・テキスタイルの4社の労働者には、クメール正月前に補償する方針を示していた。


関連国・地域: カンボジア
関連業種: アパレル・繊維雇用・労務

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