放火被害のカジノ、17年は2桁の減収

フィリピンの統合カジノリゾート(IR)運営トラベラーズ・インターナショナル・ホテル・グループ(TIHG)が26日に発表した2017年決算は、売上高が前年比16%減の211億ペソ(約424億2,000万円)だった。マニラ首都圏パサイ市のIR「リゾーツ・ワールド・マニラ(RWM)」が、6月に起きた放火事件により、27日間営業を停止したことが響いた。

利払い・税引き・償却前利益(EBITDA)は45%減の35億ペソだった。ただ、ホテルやMICE(会議、視察、国際会議、展示会・見本市)事業は好調で、カジノ事業を除いた売上高は5%増の40億ペソだった。第4四半期(10~12月)のホテル稼働率は平均80%。RWMで運営する3ブランドのホテルのうち、ホリデ―・イン・エクスプレス(旧レミントン・ホテル)は90%近い稼働率だった。

TIHGはRWMの第3期開発「グランド・ウイング」を近く部分開業する。計940室の客室から成る「ヒルトン・マニラ」「シェラトン・マニラ・ホテル」「ホテル・オークラ・マニラ」のホテル3軒を年末までにオープンさせる予定だ。

■リッツ・カールトン誘致

TIHGは、米高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン」をRWM内に誘致する意向を示している。

26日付スターによると、TIHGのステファン・ライリー最高執行責任者(COO)が、RWMにある既存の「マキシムズ」ホテルを改修し、リッツ・カールトンとしてオープンすると明らかにした。

TIHGはこのほか、不動産開発大手メガワールドと共同開発する、マニラ湾沿いの複合都市「ウエストサイド・シティー」を2021年に一部開業する。ライリーCOOによると、同社にとって2軒目のIRのほか、「ヒルトン」「シェラトン」「サボイ」などのホテルも誘致するという。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: 経済一般・統計商業・サービス建設・不動産観光・娯楽

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