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国内初の自動車排ガス試験施設、ス州に開設

マレーシア貿易産業省は21日、自動車の二酸化炭素排出量などを試験できる国内初の施設「国家排出試験センター(NETC)」をスランゴール州ラワンに開設したと発表した。国内での試験が可能になることで、コストと時間の大幅な短縮が可能になる。

22日付マレーシアン・リザーブによると、同センターの建設費は約5,000万リンギ(約13億5,200万円)で、管轄機関は政府傘下のマレーシア自動車研究所(MAI)。これまで自動車関連の国内OEM(相手先ブランド生産)企業28社は、3万~4万リンギの費用を投じて国外でのテストを余儀なくされてきたが、MAIのマダニ・サハリ最高経営責任者(CEO)は「NETCが完成したことでコストは従来比で4割削減され、テスト期間も1台当たり3日で終了する」と説明した。

貿易産業省によると、NETCの開設は「省エネルギー車(EEV)の普及拡大を図るとともに、マレーシアをアジア地域のEEV製造拠点に成長させる」とした政府方針の一環。

マダニCEOは、「自国で試験を実施できる態勢を整えて排出テストの費用を軽減することが可能になれば、OEM各社による製品価格の引き下げなどにつながり、結果的に国際的な競争力も向上する」との見方を示している。さらにNETCでは、EEVの普及拡大に向けた活動も積極展開する計画だ。

政府は新車販売台数にEEVが占める割合を昨年の52%から、2022年までに8割に引き上げる目標を掲げている。


関連国・地域: マレーシア
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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