豪政策金利、1.5%に据え置き=17会合連続

オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は6日、先月に引き続き政策金利を1.5%に据え置くと発表した。据え置きは17会合連続。RBAのロウ総裁は「現行の緩和政策を維持することが、インフレ目標(2~3%)達成と失業率の低下を促す」と述べ、緩和的な金融政策を当面維持するとの見方を示した。2016年5月と8月に実施した利下げ効果を見極める狙いもあるようだ。

国内経済に関しロウ総裁は、今年は昨年と比べ経済成長が加速していると指摘。企業景気は好調で、非鉱業部門による設備投資も伸びていることから、今後さらなる経済成長が期待できると分析した。

労働市場に関しても見通しは好調だ。過去1年で就業率や労働参加率が国内全体で伸びたことから、失業率が低下したと指摘。前向きな内容の経済指標も多く、今後も雇用は堅調に上向いていくと予測した。

一方、消費者物価指数(CPI)は労働コストや小売業界の競争激化などを受け、目標とする2~3%の下限をやや下回ったものの、景気回復を背景に今年は2%をやや上回ると予想した。また、国内経済の不安要素として、家計負債の拡大を挙げ、「オーストラリア金融監督庁(APRA)による融資の引き締めが、負債拡大の抑制につながる」との見方を示した。

豪ドル相場に関しては、相場の上昇によって「経済活動やインフレが予測よりも減速する」との懸念を示した。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 経済一般・統計金融・保険政治

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