豪新規債務、先進国ワースト4位=OECD

オーストラリア政府の2012~17年の5年間の純新規債務が、対国内総生産(GDP)比で12%と、経済協力開発機構(OECD)加盟国中、先進国の中でワースト4位だったことが、最新調査で明らかになった。同期間でオーストラリアの債務額を上回った先進国は、ラトビア・スペイン、スロベニアの3カ国だった。オーストラリアンが伝えた。

OECDは、債務が拡大したオーストラリアなどの加盟国に対し、「世界経済が回復を遂げている今、これらの国は債務削減に務めるべきだ」と警告。また「財政活動は余裕を持って慎重に行うのが望ましい」と指摘した。

政府の新規債務を巡っては、コモンウェルス銀行(CBA)のストラテジスト、ブラウン氏が「オーストラリアは他の先進諸国と異なる動きを見せている」と分析。日本や米国などの先進国は、08年に発生した世界的金融危機の影響を受け、08~09年に債務額が大きく拡大。07~12年は、日本・英国・アイスランドでは債務額が対GDP比40%に膨張したほか、米国やアイルランドでも30%以上に膨れ上がった。

一方でオーストラリアは、金融危機の影響を他国ほど受けなかったほか、好調な資源ブームを背景に債務額は膨張せず、資源ブームが低迷した12~13年ごろから拡大。だがCBAのブラウン氏によれば、オーストラリア政府による借入額のピークは過ぎたという。


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 経済一般・統計政治

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