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李嘉誠氏、「今年の香港住宅市況は安定」

大型コングロマリットの長江和記実業(CKハチソン・ホールディングス、長和)の会長を務める香港の大富豪、李嘉誠氏は4日、「住宅購入需要は強く、香港の住宅市況は今年も安定する」との見通しを示した。ただ今年の住宅価格の具体的な動向についてはコメントを避けた。5日付信報、明報が伝えた。

足元で建設ラッシュが続いている小型住宅について李氏は、「いずれも需給バランスの問題であり、供給が多すぎれば、過剰となっても不思議ではない」と警告した。

不動産価格の査定を行う香港政府差餉物業估価署によると、実用面積が431平方フィート(約40平方メートル)以下の小型住宅は、昨年1~10月の完成戸数が4,318戸に達し、16年通年比で10%増、14年通年比では約2倍に達している。

■経済に注目3点

李氏は、今年の香港経済の見通しについて、「好悪材料が入り混じる」との認識を語った上で、注目すべき3点を挙げた。1つ目は利上げ動向で、「年内に3回の利上げもあり得る」とした。2つ目は貿易動向で、中国に貿易黒字の解消を迫る米国が、中国製品の対米輸出により多くの貿易障壁を設定する可能性に言及した。3つ目は北朝鮮情勢で、「戦争に発展するかどうかは判断しかねるものの、ひとたび戦争となれば、経済への打撃は必至」と警戒感をあらわにした。

長和の事業計画に関しては、「当面は香港の不動産資産を売却する計画はない」と表明。ホテルの建設や、商業施設の買収によって、長期的な賃貸収入を得ており、今年の固定収入は過去最高を更新するとの見通しを示した。


関連国・地域: 香港
関連業種: 建設・不動産マクロ・統計・その他経済

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