豪経済、医療やインフラなど非資源部門拡大

オーストラリア連邦準備銀(RBA)のデベル副総裁はこのほど国内の非資源部門について、過去2~3年間の投資が増加傾向にあり、今後長期間にわたって拡大していくとの見方を明らかにした。資源部門に代わり、医療や教育、インフラ開発がオーストラリア経済の成長を下支えしていくという。オーストラリア企業は過去10年間にわたりコスト削減に注力してきたが、投資増加に目を向けており、雇用の拡大とともに賃金の上昇も見込めるとしている。14日付地元各紙が伝えた。

デベル副総裁は、「非資源部門への投資活性化の兆しが見えている」と述べた。同副総裁によれば、非資源部門はこれまで、需要が十分ではないとして投資増加を尻込みしていたが、世界的に同部門で変革が起こりオーストラリアも例外ではなくなったという。ただ、政府の資本投資調査は、サービス産業について約5割程度しか対象とできず、拡大傾向を十分に反映できていないとしている。

オーストラリアの非資源部門への投資額は現在、2008年初頭に比べて17%増加している。

一方、デベル副総裁は政策金利について、RBAは家計状態を注視しており、急激に利上げすることはないとしている。

■大手銀の中小企業融資、不十分

金融業界について、デベル副総裁は、大手銀行が中小企業に十分な融資を行っていないと批判した。同副総裁は、RBAが過去20年間にわたり中小企業の景況感を調べるための委員会を設置していると述べ、有望な企業が常に資金繰りに苦労していると指摘した。


関連国・地域: オーストラリア
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