ミャンマー保健省によると、20~79歳のミャンマー人約270万人が糖尿病を患っている。予備軍は500万人に上るといい、保健省は対策に乗り出した。イレブン電子版が16日伝えた。
保健省は糖尿病患者の増加を受け、糖尿病治療に力を入れているデンマークの製薬会社ノボノルディスクと覚書を締結し、共同で糖尿病に関する4カ年プログラムを始動。プログラムでは主に糖尿病治療や子どもの教育、特別治療センターの開設、糖尿病に関する全国調査などを実施する。
ミャンマー糖尿病協会のティン・スエ・ラット会長によると、ミャンマーの年間死亡者のうち、がんや糖尿病、心臓病などの非感染症疾患は全体の59%を占める。感染症疾患による死亡は30%、事故死は11%。
統計によると、高血圧症患者は630万人、肥満症患者は530万人。喫煙者は620万人で、1,030万人がベテルと呼ばれるかみたばこの一種を常用している。飲酒しているのは470万人で、うち240万人に度を超した飲酒の習慣があるという。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。