山梨県知事がトップセールス、ベトナムで初

山梨県は10日、ハノイの在ベトナム日本大使公邸で県の観光名所や特産品を紹介する「やまなし魅力説明会」を開催した。ベトナムでの開催は初めてで、日越の政府や政府機関、旅行業、メディアの関係者ら約100人が参加。後藤斎知事がトップセールスを実施し、県の魅力をPRした。

後藤知事(右)と「ベトナム湖衣姫」に任命されたリン氏(中央)、「山梨大使」に任命された佐藤氏=10日、ハノイ

後藤知事(右)と「ベトナム湖衣姫」に任命されたリン氏(中央)、「山梨大使」に任命された佐藤氏=10日、ハノイ

後藤知事は、2016年に山梨県に宿泊したベトナム人旅行者は2万5,000人に上り、前年から50%以上増加したと説明。しかし、「ベトナムでは、山梨県がどこにあるのか、どんな魅力があるのか、情報が伝わっていない」と指摘し、説明会を通じて県の魅力をPRし、観光、人材育成、産業でベトナムとの交流を深めていきたいとした。また、知事は県内にベトナム人留学生152人がおり、山梨県立大学とベトナム国家大学ハノイ人文社会科学大学との交流が始まったことに言及。「山梨県は小さい県であるため、人を大切にして街づくり、県づくりを進めてきた」と述べ、県とベトナムの若い世代の交流をバックアップしていきたいとの考えを示した。

やまなし観光推進機構の遠藤明子氏が、富士山や八ヶ岳、南アルプスなど四季折々の自然風景、温泉、新倉山浅間公園、甲府城といった観光名所のほか、日本一の生産量と質を誇るブドウ、モモ、スモモ、地酒、ワインなどの特産品を紹介。山々に囲まれた山梨県は「名水の地」と呼ばれ、日本全国のミネラルウオーターの生産でシェア4割以上を占めるほか、おいしい水とコメから作られる地酒が特産品の一つになっていると紹介した。

■観光総局と覚書締結

山梨県産のシャインマスカットを試食する参加者=10日、ハノイ

山梨県産のシャインマスカットを試食する参加者=10日、ハノイ

説明会では、後藤知事が、武田信玄の側室である湖衣姫にちなんだ「ベトナム湖衣姫」にハノイ貿易大学日本語学部4年生のファム・ゴック・リン氏、山梨大使にベトナム在住歴25年でハノイ山梨県人会の代表を務める佐藤栄一氏を任命した。また、県産のシャインマスカットの試食や地酒、ワインの試飲が実施された。県内には、14の蔵元とワイナリーが約80軒ある。

後藤知事らは9日、ハノイのベトナム観光総局を訪問し、同総局と観光人材の育成や相互の観光情報の発信に取り組むことなどを盛り込んだ覚書を締結した。県によると、同総局が日本の自治体と覚書を締結するのは初めてという。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 観光・娯楽

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