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花王、スキンケア「キュレル」発売=6市場目

花王マレーシアは4日、乾燥性敏感肌向けスキンケアブランド「キュレル」をマレーシアで正式発売した。同ブランドの投入は、海外市場では6番目、東南アジアで3番目の国・地域となる。品質と安全性をアピールして、マレーシアでも高い評価と市場シェア獲得を目指す。

キュレルは、肌の必須成分「セラミド」に注目し、その働きを守り補うセラミドケアを重要視するスキンケア商品として、1999年に登場した。その後、敏感肌向けスキンケア市場では定番ブランドに成長し、2010年から現在まで、同市場の日本国内シェア首位(17年上半期28.9%)を守っている。

海外販売は09年の香港を皮切りに、これまで中国(販売開始11年)、台湾とシンガポール(同12年)、タイ(16年)で実施してきた。マレーシアは6番目となる。

マレーシアの販売では、香港系のドラッグストアチェーン「ワトソンズ」と提携し、店舗内にキュレルの売場スペースを確保した。これまでキュレルの海外市場展開は、同様の提携によって実現している。当面は首都圏クランバレーの主要店舗で展開し、反応を見ながら国内各地に販路を拡大させる方針だ。

今回、投入するのは全18アイテム。メイク落としや化粧水、ボディーウォッシュなど「潤浸保湿ケア」シリーズで13アイテム、「UVカット」で1アイテム、「皮脂トラブルケア」で4アイテムを揃える。日本では「エイジングケア」シリーズなどを含む64アイテムがあり、マレーシアでもラインアップを順次拡大させていく。

花王マレーシアの藤原正輝社長は同日、クアラルンプール(KL)中心部で行った発表イベントで、花王が30年にわたって研究し、実用化を進めてきたセラミドケア・テクノロジーの最先端の成果が詰まった商品だと強調。「使ってもらえば品質が評価されて、必ずマレーシアの消費者に受け入れてもらえるはずだ」と、今後の売れ行きに自信を示した。具体的な販売目標数値は定めていない。

これまでの海外展開では、いずれも順調に販売ボリュームが拡大しており、中国では毎年200%近い成長を示している。

また販促は大がかりな宣伝は行わず、「口コミ」やソーシャルネットワーキングサービス(SNS)経由で評判が広まることを期待している。花王のビューティーケア・スキンケア・ヘアケア事業ユニット、キュレルグループの竹島雅彦ブランドマネジャーは、「どれだけ媒体での宣伝を行っても、効果があるという情報が広まらなければ市場シェア拡大にはつながらない」と説明。スキンケアへの関心が高い女性層を中心に、「必ずキュレルの品質、安全性は広まっていくはずだ」と述べた。また来年には、ベトナム市場展開を予定していると明らかにした。

価格(GST=消費税込み)は、モイスチャーローション(化粧水)が90.1リンギ(約2,402円)、UVプロテクション・エッセンスが84.8リンギなどとなっている。

キュレルの国内拡販に自信を見せた花王マレーシアの藤原社長(中央)=4日、クアラルンプール(NNA撮影)

キュレルの国内拡販に自信を見せた花王マレーシアの藤原社長(中央)=4日、クアラルンプール(NNA撮影)


関連国・地域: マレーシア日本
関連業種: その他製造社会・事件

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