エタノール混合ガソリン、20年に全国普及へ

中国国家発展改革委員会(発改委)や国家エネルギー局など中央15部門は13日、自動車用エタノール混合ガソリンの生産拡大と普及に関する実施計画を発表した。大気汚染対策の一環として、2020年までにより環境に優しいエタノール混合ガソリンを全国で普及させる目標などを盛り込んだ。

中国国営ラジオ局である中央人民広播電台(CNR)傘下のニュースサイト央広網などが伝えた。普及を促すのはガソリンに10%のバイオマスエタノールを混合した「E10」。通常のガソリンに比べ、炭素や微小粒子状物質「PM2.5」の排出を軽減する効果が期待できるという。

具体的な目標として、セルロースを主原料とするセルロシック・エタノールの大量生産を25年までに実現する計画にも触れた。

消費期限切れや基準未達のトウモロコシをバイオマスエタノールの原料とすることで、東北部を中心に深刻化する大量の在庫問題も緩和できるとみられている。わらや林業における廃棄物の再利用も後押ししそうだ。

現在エタノール混合ガソリンを導入しているのは11省で、消費量は通常ガソリンの5分の1程度。発改委は再生可能エネルギーの中長期発展計画で、20年までにバイオマスエタノールの年間消費量を1,000万トンに引き上げる目標を示していた。


関連国・地域: 中国-全国
関連業種: 自動車・二輪車化学・石化天然資源政治

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