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富士康で劣悪条件インターン、学校が謝罪

遼寧省瀋陽市にある瀋陽城市建設学院が、富士康科技集団の山東省煙台市の製造現場で劣悪な環境下で学生にインターンシップをさせていたとして、謝罪する事態となった。新華社電などが伝えた。

瀋陽城市建設学院は今月15日から、2~3年生約700人を3カ月の予定で、富士康が煙台市に展開している産業団地「富士康(煙台)科技工業園区」にインターンとして集団派遣した。同校担当者によると、昨年までは学生が独自にインターンシップ先を探していたが、予想通りの効果が上がらなかったため、今年から集団派遣を開始した。強制ではないものの、参加学生には単位を与える予定だったという。

ただ参加した学生からは、宿舎や食事の環境、管理体制が劣悪なこと、賃金が安いこと、学校での学習内容との関連性が低いことのほか、参加は強制だったといった不満が噴出した。これが会員制交流サイト(SNS)などで広まり、事態を重く見た遼寧省教育庁は20日夜、瀋陽城市建設学院に対しインターンシップの中止を要請した。

瀋陽城市建設学院は21日、世間を騒がせたとして学生やその家族、また社会に対し謝罪した。また遼寧省教育庁は各学校に対し、休み期間中に学生を集団で実習活動に当たらせることを禁止すると通達。学生にはボランティアに積極的に参加することを勧めるとしている。

富士康集団はEMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業系の企業。


関連国・地域: 中国-遼寧
関連業種: その他製造マクロ・統計・その他経済雇用・労務社会・事件

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