テイクオフ:映画の名門大学、北京電…

映画の名門大学、北京電影学院で大学院生として、中国残留婦人のドキュメンタリー映画(「戦後遺華日本女性考」前後編2部作)を製作する女優、小林千恵さんを訪ねた。小林さんは同大学の王乃真教授と二人三脚で、映画作りに取り組んでいる。

小林さんによると、戦後の混乱で置き去りとなった日本人の中で、終戦の年に13歳以上だった女性を残留婦人と呼ぶ。今も健在である残留婦人は25人程度。小林さんと王教授は8人の元を訪ね、フィルムに収めた。

小林さんは「私と同じ日本人女性の、私が生きる恵まれた時代とは全く異なる70年があった。中国で家族を作り、何とか幸せに生きてきた彼女たちの姿に、『女性の強さ』を痛感した」と語り、王教授は「彼女たちの姿を見れば、中国と日本は憎み合うべきではないと理解してもらえるはず」と思いを込める。作品は10月に完成予定。上映が待ち遠しい。(天)


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