文秀ホンダ、国内産二輪のシンガ輸出を開始

ホンダのマレーシアの自動二輪車合弁会社である文秀ホンダは来月から、マレーシア・ペナン州バトゥカワンの工場で組み立てた150ccのカブモデル「RS150R」をシンガポールに輸出する。今年度は700台の輸出を目指す。

文秀ホンダは昨年8月にRS150Rを国内市場に投入したが、8カ月間で1万7,000台の販売を達成するなど、同社の主力商品となっている。なお、同社の今年3月期の通年販売台数は約10万7,000台。今年通期の販売目標は13万台で、このうちRS150Rは、輸出を含め2万8,700台に設定している。

同社は20日、スランゴール州サイバージャヤにあるマレーシア自動車研究所(MAI)で、ホンダと輸出に関する覚書を締結した。ホンダも文秀ホンダの輸出振興を後押ししていく。

文秀ホンダの長田展英社長兼最高経営責任者(CEO)によると、マレーシアで生産したバイクの輸出はかつて実績があったものの、10~20年以上途絶えていた。新たな輸出が決まり、「非常にうれしく思う」と語った。輸出先としてシンガポールを選んだのは、マレーシアと同様の高い安全基準が設定されているため製品がそのまま輸出できること、購買力が高いことを挙げた。

覚書の締結セレモニーに出席したMAIのマダニ・サハリ所長も、低迷が続く自動車・二輪車業界にとって明るい話題だと述べ、今後、輸出量や輸出先の拡大を願うと強調した。

輸出に関する覚書に調印した文秀ホンダの長田社長兼CEO(左から3人目)ら=20日、スランゴール州(NNA撮影)

輸出に関する覚書に調印した文秀ホンダの長田社長兼CEO(左から3人目)ら=20日、スランゴール州(NNA撮影)


関連国・地域: マレーシアシンガポール
関連業種: 経済一般・統計自動車・二輪車

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