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自動車の生産余剰、エコカー投資は停滞

タイ工業連盟(FTI)自動車部会は、向こう数年は自動車メーカーの増産投資が停滞すると見込んでいる。タイは完成車の年産能力が計285万台となっているが、昨年の生産台数は3分の2にとどまった。小型低公害車「エコカー」政策の第2弾が本格的に始動すれば100万台以上の生産能力が上積みされる見通しだが、各メーカーは様子をうかがっている。

19日付バンコクポストによると、FTIのスラポン広報担当(FTI副会長)は「現行の年産能力で国内外の需要に十分応える」との認識を示した。タイの自動車工場の稼働率は60~70%で、80%以上にならなければ各社が新規投資に踏み切れないと指摘した。

ホンダのタイ法人、ホンダオートモービル(タイランド)は12日、タイの年産能力を3月末までに現行の計42万台から27万台にすると明らかにしていた。中部アユタヤ県の工場の第1ライン(年産能力15万台)を休止させ、代わりに同工場の第2ラインと東部プラチンブリ県の工場の第1ラインの生産体制を1直から2直に増やす。

■エコカーは市況が左右

FTIは、エコカー第2弾では2019年までに各社が投資を実行できると強調。第2弾は13年に打ち出され、主な条件は「19年までの生産開始」と「生産開始から4~8年後に年産10万台」。計10社が申請したが、既に生産を開始したのはマツダのみ。米ゼネラル・モーターズは申請後に辞退している。

エコカー第1弾は07年に打ち出され、参画する日系5社(トヨタ自動車、ホンダ、日産自動車、三菱自動車、スズキ)がそれぞれ対応モデルを投入した。

FTIが18日に発表したタイの16年の自動車生産台数は前年比2%増の約194万台。12~13年はタイ国内の新車購入支援策を背景に200万台以上となっていたが、以降は低迷が続いている。


関連国・地域: タイ日本
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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