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【16年の10大ニュース】成長のひずみ露呈した「環境元年」

何年か後にベトナムの2016年を振り返ったとき、「環境元年だった」と総括する人がいるかもしれない。順調な経済成長を続けるベトナムで、水質汚染をはじめ、食の安心・安全などを脅かす出来事が発生し、成長と環境保全のバランスに大きなひずみが見られた1年となった。

きっかけは4月に中部や北中部で起きた魚大量死事件で、何トンもの魚が海岸に打ち上げられる映像の衝撃は大きかった。国民からは、環境汚染を引き起こす企業に対する怒りが高まっただけでなく、発足したばかりの新指導部に対して「経済成長ばかりを優先し、住民を軽視している」との声も上がった。政府の指導者は経済成長とともに環境への配慮も重視する姿勢を繰り返し打ち出し、排水や環境に関する基準を満たさない企業は、メディアからも大きく取り上げられるようになった。

向こう数年は、製造業に対して環境基準が緩和されるとは考えにくい。「成長」と「環境」の均衡を求めはじめたベトナムが、どのように17年以降の経済を押し上げていくのか。新指導部の手腕が問われる。

【第1位】環境・食への不安、社会揺るがす

【第2位】新指導部が発足、改革路線は継続

【第3位】日ロ受注の原発計画、白紙撤回

【第4位】TPP頓挫の見通し、「最大の受益国」に打撃

【第5位】自動車市場が2割成長、バイクも復調

【第6位】日越大学が開学、小学校では日本語教育も

【第7位】高島屋が開業、日系百貨店で初進出

【第8位】大干ばつで農業打撃、GDP減速

【第9位】イオン4号店、日系小売りの活況続く

【第10位】タイ企業、大手小売りを相次ぎ買収

【番外編】オバマ米大統領が来越、つけ麺話題に


関連国・地域: ベトナム
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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