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原動力は「国民全体の意志」

韓国の弾劾、木村幹教授が読み解く

12月9日、韓国国会で朴槿恵大統領の弾劾訴追案が可決された。11月29日の朴氏の談話を受けて一時は不透明となった弾劾案の可決だが、12月3日に開かれた232万人(主催者発表)のろうそく集会が風向きを変えた。非主流派だけでなく朴氏に近い与党議員の多くを可決賛成に導いた原動力には、韓国人の持つ「正しい国民の意志」という考え方があるという。韓国の情勢に詳しい木村幹・神戸大学教授に話を伺った。