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4~6月輸出、前期から改善も依然低迷

シンガポール国際企業庁(IEシンガポール)が11日発表した2016年4~6月期の輸出額(NODX、石油と再輸出は除く)は、前年同期から横ばいの406億Sドル(約3兆620億円)だった。9.0%減だった前期から改善したものの、上半期(1~6月)全体では前年同期比で4.5%減少した。輸出への依存度が高いシンガポールは、中国の景気減速などを背景とした外需低迷により逆風にさらされている。