ミャンマーのヤンゴン国際空港で行われている拡張計画で、施工を担当するパイオニア・エアロドーム・サービシズは、2015年末に工事が完了するとの見通しを示した。現地紙ボイスが28日付で伝えた。
空港拡張工事は、約3億米ドル(約327億円)を投じてターミナルを建て替えるなどし、旅客処理能力を現在の年間270万人から600万人に倍増させるもの。政府が昨年行った建設業者を決める入札で地元企業アジア・ワールドと中国などとの企業連合が落札。アジア・ワールド傘下のパイオニア・エアロドーム・サービシズが工事を請け負っている。
ミャンマーでは、2011年の民政移管後に海外からの入国者数が急速に増加している。会計年度(4月~翌年3月)ベースで12年度は130万9,225人となり、前年比51.0%増。13年度は225万2,326人で、72.0%増えた。今年も増勢基調を維持しており、1~9月累計で210万人、通年では300万人に達するとみられている。
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