 
ベトナム空港公社（ＡＣＶ）は、中部高原ラムドン省リエンクオン国際空港の滑走路および関連施設の改修工事を2026年３月から実施する。同空港を約６カ月間閉鎖…

ベトナム

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ベトナム空港公社（ＡＣＶ）は、中部高原ラムドン省リエンクオン国際空港の滑走路および関連施設の改修工事を2026年３月から実施する。同空港を約６カ月間閉鎖する予定だ。工事は当初25年11月からを計画していたが後ろ倒しした。17日付ＶＮエクスプレスなどが報じた。
リエンクオン空港は、ダラット中心部から約28キロメートル、旧ドゥックチョン郡に位置する。今年上半期（１～６月）には約100万人が利用した。利用者は30年までに年10％ずつ増え、年間350万人超になる見込みだ。
改修工事の内容は、滑走路を長さ3,250メートル、幅45メートルに拡張するほか、誘導路や排水システム、航空灯火や標識の改修などが行われる。総事業費は１兆450億ドン超（約60億円）にのぼる。ＡＣＶは、滑走路エリアや誘導路、貨物ターミナルの建設、旅客ターミナルの改修・拡張に総額４兆5,910億ドン以上を投資する予定である。
将来的な計画では、30年までに空港の等級を国際民間航空機関（ＩＣＡＯ）が定める基準コード「４Ｅ」に引き上げ、ボーイング787やエアバスＡ350といった大型機の受け入れを可能にし、年間500万人の乗客と２万トンの貨物に対応できる体制を整える。その後は滑走路を3,600メートルに延長する予定だ。

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