NNA ASIA

日本の砂防技術が礎築く

支援50年、火山から人と財産守る

インドネシアは、約130の活火山を持つ世界でも有数の火山大国だ。直近でも各地で噴火が相次いで報告されており、火山災害に備えた対策がますます求められている。日本政府は、同じ火山国として、噴火に伴う土砂災害から人命や財産を守るための「火山砂防」支援事業を1970年代より進めてきた。長年の支援を経て、今後はインドネシア政府が砂防分野の中核研修・研究拠点を設け、国内外で砂防技術を広める役割を担えるよう後押しするため、新しい協力を始めようとしている。【上村夏美】

NNAからのお知らせ