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中韓越がEV攻勢、自動車展

政策追い風に現地生産計画も続々

インドネシアの首都ジャカルタで15日、自動車展示・販売会「インドネシア国際モーターショー(IIMS)2024」が開幕した。ベトナムの電気自動車(EV)メーカー、ビンファストがIIMSでインドネシア市場への参入を正式に発表し、先に乗用車市場への参入を明らかにしていた中国のEV最大手の比亜迪(BYD)も多様なラインアップをそろえた。また政府が打ち出すEVの現地生産を促す優遇政策に乗る形で、中越2社に加えて韓国の現代自動車も新たなEV生産計画を明らかにした。ハイブリッド車(HV)の投入を進める日系とは異なるEV重視の姿勢が顕著に表れている。