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タッチンゴーが海外展開強化

アリペイ系電子財布、日本も利用可能

マレーシアの電子財布サービス市場で過半数のシェアを握る「タッチンゴーeウォレット」が、海外事業を強化している。同社に出資する中国電子商取引(EC)最大手、阿里巴巴集団(アリババグループ)傘下のバ蟻科技集団(アント・グループ、バ=むしへんに馬)の越境電子決済サービス「アリペイ+(プラス)」を利用した海外展開を進めており、日本でも既に100万カ所以上で利用可能だ。新型コロナウイルス流行後の旅行需要の拡大を見込んで、今後も対応国を広げる方針だ。【降旗愛子】