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BEV傾斜、環境面で疑問も

東南ア2国、EVのハブへ(2)

タイとインドネシアにとって、電気自動車(EV)産業の振興は経済の高度化とともに、環境面でも重要な課題となる。両国は温室効果ガスの排出削減に関する国際公約を掲げるとともに、バッテリー式EV(BEV)を含む電動車の生産目標も打ち出す。一方、現状ではBEVが増えることが必ずしも環境によいとはいえず、専門家はハイブリッド車(HV)や燃料電池車(FCV)を普及させる政策も視野に入れるべきだと指摘する。