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1900万人が使うメモ帳アプリ

グッドノート、趣味が一大事業に

香港生まれの青年が趣味で開発を始めたメモ帳アプリがいま、世界で1,900万人に利用されている。その名は「グッドノート」。大学で数学を専攻していた創業者の陳浩銓(スティーブン・チャン)氏は2010年、米アップルがタブレット端末「iPad(アイパッド)」を発売したことに触発されて開発を開始。大量の紙を使って行う自身の研究を効率化する目的で始めたが、ユーザーが増えたためビジネスを本格化した。成功の秘訣(ひけつ)は「豊富な開発人材」と語る陳氏に、創業の経緯や今後の展望を聞いた。