NNA ASIA

〔政治スポットライト〕ラッド前首相が政界引退、労働党大敗の引責か

労働党のケビン・ラッド前首相は13日、連邦下院議会で、今週末に政界から引退することを明らかにした。引退後は家族との生活を優先するという。1998年にブリスベーン南部のグリフィス選挙区で当選し、2007年11月から2度にわたり首相を務めたが、9月の総選挙で労働党が大敗した後は、党内から政界引退を求める声が強くなっていたため、引責に迫られたとの見方もある。14日付地元各紙が伝えた。