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離脱後の関係巡る指針で合意

メイ内閣、EUとの交渉に向け

メイ内閣は6日、首相の公式別荘「チェッカーズ」で開いた閣議で、関税の在り方を含む欧州連合(EU)離脱後の関係を巡る交渉指針で合意した。3ページにわたる指針は、「モノの自由貿易圏」の創設を提案するなど、EUのルールとの協調を重視する「ソフト・ブレグジット」色の強いものとなった。一方で、ヒトの自由な移動を終わらせる姿勢も明確に打ち出しており、かねてこうした姿勢を「いいとこどり」と批判してきたEU側が受け入れるかは未知数だ。詳細な「白書」は近く公表される見通し。