ドイツの中央北部にまたがるハルツ山地で７日、世界最長の歩行者用つり橋、通称「タイタンＲＴ」が開通した。国内最高の高さを誇る貯水池「ラップボーデ（Rappbo…

ドイツ

ドイツの中央北部にまたがるハルツ山地で７日、世界最長の歩行者用つり橋、通称「タイタンＲＴ」が開通した。国内最高の高さを誇る貯水池「ラップボーデ（Rappbode）ダム」を横断するもの。工期は５年間に及んだ。ドイチェ・ウェレが伝えた。
タイタンＲＴの全長は458メートルと、ロシアのソチにある「スカイパークブリッジ」（439メートル）を抜き去り、歩行者用つり橋として、世界最長記録を更新した。開通式はザクセン・アンハルト州のオーバーハルツ・アム・ブロッケン（Oberharz am Brocken）近郊で行われた。
橋の高さは、水面からおよそ100メートルで、ケーブルにかかる重量は947トン。ケーブルを支えるアンカレイジは、粘板岩に据え付けられた。なお、同橋にはビジターセンターが開設され、高さ75メートルのバンジージャンプを体験することが可能となる見込み。
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